あなたにとって、
職場はどんな存在ですか?
インタビュー
患者様に、より近い形で寄り添いたい
ー 当院に入職した理由を教えてください。
こうのす共生病院に入職するまでは大学病院で病棟薬剤業務、救命救急センター業務、当直業務等に携わってきました。多くの患者様と関わっていく中で患者様により近い形で寄り添っていきたい思いが芽生えてきました。
患者様と御家族の「想い」に寄り添い、「共に生きる」を医療や介護サービスを通じて提供していくことを病院コンセプトとしており、積極的に地域社会に貢献でき、新たなことへのチャレンジを惜しまないこの病院への魅力を感じて、入職を決意しました。
日々切磋琢磨し成長できる環境
ー 職場の雰囲気を教えてください。
薬剤科は薬剤師とメディカルアシスタントが所属しており、役職者や先輩、後輩、どの立場でも分け隔てなく明るく、みんなで一丸となって働いています。
とてもアットホームな雰囲気で働いていますがお互いに甘えることなく自分の立場や役割を考えながら日々切磋琢磨し、成長していける環境です。
病院全体としては、バレーボールやバスケットボール、フットサルなど部署間の垣根を越えて交流を行っています。部署間でコミュニケーションを取ることが多く、他部署の職員の顔と名前が一致するのでとても仕事がしやすいです。
職員の声に耳を傾けてくれる病院
ー 職場のいいところはありますか?
当院ではGenki Groupの福利厚生を受けることができます。美容に関心のある方には化粧品を安く購入することや健康を気にしている方には健康診断を福利厚生価格で受診することが出来ます。
定期的に職場アンケートを実施しており、より良い職場を作るために職員の声に耳を傾け、働きやすい環境を作っています。最近では職場アンケートの結果をもとに時間有給制度が開始しており、1時間や2時間など、半日に満たない時間で有休を消化できるため、従来よりも有休を取りやすくなっています。
また、自分が一番の魅力を感じているところは職員食堂のメニューが豊富でとても美味しいことです。一食450円で提供されており、小鉢やデザートがついており栄養たっぷりの食事を摂ることが出来ます。
患者様の命と健康に関わる最前線
ー 仕事の中で心がけている事を教えてください。
薬の服用は入院中だけではなく、退院して普通の生活に帰ってからが重要となります。入院中は症状が変動することがあるため、状態に応じた対応を求められますし、患者様には退院後の生活を想定した服薬指導を行うように心がけています。
服薬指導は伝え方によって患者様の健康に影響してしまう可能性があり、薬や医療の知識だけではなく情報を伝える力も問われます。薬剤師の仕事を行う上で患者様の命と健康に関わる最前線にあるという心構えで日々過ごしています。
鴻愛会で目指す!今後の目標
薬剤科のキャッチフレーズとして、『想いを紡ぐ薬の主治医』を掲げています。患者様や御家族様の前に立ち、想いに応えていくことを目標としております。
実際に当院ではデイホスを利用される方々に、薬剤個別相談を実施しております。利用者様や御家族から薬に対しての疑問について、直接話を伺って不安を解消することで服薬の意義を理解して頂き、アドヒアランスの向上に努めています。相談を受けた利用者様からは「他にここまでしてくれる所はない!」など様々な温かい言葉をいただいております。
病院薬剤師はなかなか脚光を浴びる職業ではないと思います。これからは薬剤師が陰に隠れることなく、患者様や御家族様、病院スタッフの前に立ち、皆様の想いに応えていきます。
1日の流れ
出勤
夜間、休日等薬剤師不在時の処方調剤、監査、入院患者様の持参薬鑑定、薬剤管理指導業務、当日の退院時服薬指導業務を行います。
調剤監査業務
翌日分の注射薬の調剤監査業務を行います。注射薬の用法用量が正しく処方されているか患者様のその日の状態を考慮して調剤監査を行います。
また、入院患者様の定期内服薬の調剤・鑑査を行い、週に一度の配薬を行う日に向けて準備を進めていきます。
休憩
職員食堂で昼食を取ります。病院に来るキッチンカーを利用することもあり、団子屋ポンチさんのみたらし団子がおすすめです。
多職種カンファレンス
カンファレンスを通じて、各職種からの方向性を共有し、相談することで患者様の退院へ向けての問題点の早期解決に努めています。
施設入所者の調剤監査業務
当院では関連施設入所者の定期内服薬の管理を行っております。施設に出向いて、施設の医師、看護師と内服薬についての相談や調整を行っています。
翌日の準備
翌日退院される患者様の情報や、翌日入院される患者様の情報を事前に収集し、可能な限りの準備を行います。
退勤
退勤後は院内のゴルフ好きたちと打ちっ放しに行って、ゴルフのスキルアップに努めています。