あなたにとって、
職場はどんな存在ですか?
インタビュー
責任を持ち、より正確に結果を提供
ー やりがいを感じることは?
私は、血液や尿・便など患者様から提供していただいたさまざまな検体の成分分析と結果の管理・報告、さらに日々使用する検査機器のメンテナンスに携わっています。毎日の業務の中で、検体を通して患者様の存在が強く感じられ、より早く正確に検査結果を提供しようという気持ちになります。
正確な検査結果を提供することで健診の受診者には病気の早期発見やより元気に過ごしていただけるようお手伝いを、患者様には現在のご自身の状態を把握してもらい、より良い治療や生活習慣改善のお手伝いをすることが臨床検査技師として責任そしてやりがいを感じます。さらに、私たちが責任をもって提供した検査結果により治療が進み、患者様の検査結果や経過がよくなっていることがわかったときとてもうれしい気持ちになります。
アットホームで教育体制もしっかりサポート
ー 職場の雰囲気は?
こうのす共生病院では検体検査、生理機能検査、健診、採血、再生医療など幅広く臨床検査技師が携わっています。
若い臨床検査技師が比較的多く、少人数の部署なのでコミュニケーションがとりやすく、明るい部署です。また、他部署の職員と関わりが多く、情報を共有することでスムーズな連携が取れていると感じます。
さらに、独り立ちするまで丁寧に指導してくれます。また、独り立ちした後もしっかりサポートしてくれます。職員同士仲が良く、一致団結して業務に励んでいます。わからないことや困ったことなどあってもすぐ質問できる温かい雰囲気でアットホームな職場です。
患者様への配慮を忘れずに
ー 将来の未来像は?
こうのす共生病院に入職して1年間、先輩方の指導を受けながら、仕事を少しでも早く覚えようと日々奮闘してきました。毎日新しい知識が必要になり、自分だけでは解決できないことに直面するたびに先輩職員に助けられ、私も早くこんな風になりたいと感じています。技術や知識が必要とされる職種ですが、それ以外にも他の医療従事者との連携や患者様への配慮なども行える臨床検査技師になりたいと考えています。
まだまだ慣れないことばかりの毎日ですが、一つずつ吸収し、積極的に勉強し、早く1人前の臨床検査技師になれるよう、日々精進していきたいと思います。
私のベストパートナー
診療放射線技師 飯塚さん
最初に出会ったのは4月1日に行われた入社式の病院に向かう時でした。病院へ向かうバスが一緒で声をかけたら同じ病院に就職する仲間でした。話をしていくうちに同じ大学出身であることがわかり、話が弾みました。
今では仕事の相談や悩みなどを話したり、プライベートでも遊んだりしています。何でも話すことができる心強いパートナーです。
1日の流れ
業務開始の準備
早番担当者は、診療開始からの業務がスムーズに進むように各検査機械の立ち上げやコントロールの測定(精度管理)、始業点検を行います。また、夜間に行った検査の確認および病棟検体の測定・検査結果の承認なども行います。
検査業務
外来や入院の患者様の心電図検査や超音波検査、検体検査などその日に自分が担当する検査を行います。また、健診や巡回健診の検査も行っています。
昼食
交代で休憩をしています。
検体の搬入が途切れた時間帯に再度生化学の機械のコントロールの測定(精度管理)を行います。試薬の補充やキャリブレーションもこの時に行います。
検体業務
午前中同様に自分が担当する検査を行います。曜日によって異なりますが採血や成分抽出なども行っています。また、翌日実施予定の病棟採血のスピッツを準備し、病棟へ届けます。
その後、外部の検査会社に提出する検体の氏名・検査依頼項目を職員2名で確認し、検査依頼書を作成します。
業務終了
全ての検査に関して検査漏れが無いか確認し、機械の洗浄、シャットダウンを順次行います。
残り番の担当者は、外来診療が終わるまで勤務になります。残り番担当者以外の人は定刻で退勤できることが多いです。