あなたにとって、
職場はどんな存在ですか?
インタビュー
学校に通いながら介護を学べる
ー鴻愛会に入職した理由は
高校卒業後に介護の専門学校へ行きました。学校で介護を学びながら施設で仕事をする制度を利用させて頂きました。学業メインでしたが学生時代は月に数回共生園のデイケアで働いていました。卒業時は共生園ではなく違うところで働く選択肢もありましたが仕事内容や職員の皆さんの顔も知っているし、専門学校と同じ系列の施設だったのでそのまま共生園で働かせていただきました。
卒業後はデイケアではなく入所フロアに配属されました。妊娠出産するまでは夜勤をやっていましたが看護師さんが常にいるので安心して仕事することができました。リハビリの職員もいるので情報共有をしたり利用者様それぞれに合わせたサービスが提供できている事は共生園の魅力でもあると思います。専門学校時代から共生園で働いていますが職員の仲も良く、子供のことや家族のことでの理解がありすぎるぐらいなので働きやすく、共生園を選んで良かったと思っています。
利用者様の変化に気づけるよう注視
ー仕事の中で心がけていること・大切にしていることはありますか 。
利用者様の気持ちを考えるよう心がけています。仕事だけではなく、相手の気持ちを考えて発言、行動するようにしています。利用者様に対しては自分が同じ立場だったらと考えて親身になって介護をするようにしています。ただ介護をするのではなく利用者様一人一人の状態や生活歴などを頭に入れて会話をしたり、不安な感情が強い方へは安心して頂けるような声掛けをするように心掛けています。また利用者様の状態の変化に気づけるようにしています。
いつもと様子が違う、皮膚の状態が悪くなっている等あればすぐに看護師に報告をするようにしています。看護師以外の職種にも報連相を行い他職種協働に努めています。
復職もしやすく周りがサポート
ー子供の病気や行事などに対して理解はありますか
今まで2回産休育休を取らせていただきました。妊娠がわかった時点で職場へは報告しましたがすぐに夜勤は外してもらい日勤のみの勤務にして頂きました。職員の皆が移乗や入浴介助は負担になるとの事で軽介助のみでいいよと仰って下さったので妊娠中も安心して仕事ができました。出産後は育児休暇を取らせていただきました。年度途中での保育園入園が困難でも育児休暇を快く延長してくれました。
復職後は時短勤務で働かせていただいています。時短勤務をさせて頂いているお陰で仕事と育児の両立が出来ています。子供が風邪を引いたり怪我をしてお休みさせていただく時も育児経験者の職員が多い為(大丈夫だった?)等心配してくれます。お休みしてしまう事への申し訳なさはありますが安心してお休みさせていただくことができます。保育園の行事等は事前に希望休を入れさせてもらい全て参加しています。子育てに関してとても理解のある職場なので安心して働くことが出来ています。
私のベストパートナー
介護福祉士 小林さん
小林さんとは介護の専門学校で出会いました。卒業後はそれぞれ別の施設で働きお互いの施設の話をしたりしていました。
小林さんが転職したいとのことで是非共生園に来て欲しいと声を掛けて共生園で働いてくれることになりました。共生園に来た後は同じフロアに配属され、仕事中はどうしたらいいケアが出来るのかを話し合ったり情報を共有しています。仕事だけではなくプライベートでも育児の相談をしたり、愚痴を言い合ったりと私にとってとても心強い存在です。
1日の流れ
出勤/トイレ介助、パット交換、お茶淹れなど
朝食後トイレが済んでいない利用者様のトイレ誘導を行います。入浴がない時は陰部洗浄を行っています。トイレ誘導時もお風呂介助と同様に臀部(おしり)などに異常がないか、立ち上がりが普段と比べて悪くないかを見ています。
普段と違うことがあればすぐに他職種に報告を行っています。パット交換は利用者様、職員の負担を考えて2人介助で行っている場合もあります。トイレ介助後はお茶淹れを行っています。
お風呂介助
利用者様は週に2回入浴しています。ユニットごとで月火木金の午前午後に分かれて入浴しています。利用者様の状態に合わせて機械浴、一般浴(個浴)で入浴します。
入浴時に皮膚の状態等を見て異常があればその都度看護師に報告を行っています。入浴時は皮膚剥離などのアクシデントが出やすい為いつも以上に気をつけて介助を行っています。
ラジオ体操、梅干し体操、生活リハビリ
9時に出勤し、それまでそのユニットにいた夜勤者等から業務を引き継ぎます。まず出勤したらユニットの利用者様に朝の挨拶と1日よろしくお願いしますと声をかけるようにしています。
9:30から入浴が始まる為入浴介助を行います。入浴しないユニットでは10:20に皆様と体操を行います。体操後は生活リハビリを行い、利用者様それぞれメニューが違う為個別に生活リハビリを行っています。
食事介助
食事が厨房より上がってくるので利用者様に配膳をします。配膳後は介助が必要な方へ食事介助を行います。利用者様のペースに合わせ無理のないように介助しています。食事が終わると下膳をしてトイレ介助を行います。
お風呂介助
レクリエーション
午睡をしている利用者様に声をかけて離床して頂きます。介助が必要な方は介助して離床介助を行っています。
その日によって行うレクリエーションを変えて利用者様が楽しめるような内容を考えています。月に一度フロア全体でのレクリエーションを行なっています。職員による演劇や催し物、ユニット対抗のゲーム、季節に合ったレクリエーションをしています。
おやつ
トイレ介助
退勤